西堀かよこピアノ教室

西堀かよこピアノ教室Kayoko Nishibori

ピアノ椅子の座り方

ピアニストは昔、作曲家兼指揮者兼ピアニストというのが普通であった。いや、作曲家は、というのが正しいでしょうか。作曲家は大概、指揮者兼ピアニストだった。

座り方を見れば、その人の演奏を聴かずとも音楽が聴こえてくる気がする。そのくらい座り方は大切だと思う。

 

私はよく、座り方のよくない生徒に聞いてみる。

 

そのまま手の支えなしに立ち上がれるかな?そのまま立ち上がってみてごらん。

 

生徒は、先生は何を言ってるんだろう?とポカンとした顔をして、立ち上がろうとするのだが、あれあれ、フラフラとバランスを崩して手で支えないと立てない子や、立ち上がってもまた尻餅をつくように再び椅子に座ってしまう子がいる。

 

なぜ椅子から立ち上がれないのだろうか

 

実はこれは、
重心の置き方
足を置く位置
ピアノと自分との距離感の大切さを伝える実験。

この3つが整うと、手の支えなしにスッと立ち上がれる。

スッと立ち上がれるということは重心が前過ぎず後ろ過ぎず、足がしっかり身体の体重を支え、ピアノと丁度よい距離を保てているということ。

 

ピアノ椅子に座る時、丁度よい距離を保てていると、腕を自由に動かすことができるし、身体や腕の可動域を広げることができる。

 

演奏時に重心は前後左右に自由に移動できた方がよい。ただそれは足の支えなしには難しい。足を程よく開いて足先を外に向けて両足でバランスをとる必要がある。自由に無理なく重心を移動できると演奏にも必ずいい影響を与える。

 

ピアニストは昔は指揮もしていた。ピアノを弾きながら指揮をするために、立ち上がることもあった。

 

現在でも、弾きぶりと言ってピアノを弾きながらオーケストラの指揮をするピアニストもいたり。

 

 

私は昔、座り方がよくなかった。コンクールでのこと。演奏中、椅子が少しずつ少しずつ後ろへ下がり、椅子からずり落ちそうになったので、フェルマータの所で、ささっと片手で椅子を引いた。

なんとかずり落ちるのを防げた、うまくやったぞと思ったが、次の瞬間ギギーッと床と椅子が擦れる音を出してしまった。その後も、少しずつ後ろへ椅子が下がっていったが、最後まで弾ききり、その努力(笑)が報われてか本選に進めることになった。

 

審査員の先生も家族も、そこにいた人みんなが、固唾を飲んで見守っていたことだろう。ずり落ちなくて本当によかった。

 

 

 

みなさん、立ったり座ったりして練習してみましょう!ずり落ちないように!szia!

西堀加蓉子

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